【プロ野球】規定打席に到達間近の選手をまとめてみる。
野球の話。プロ野球もあと25試合前後。
規定打席が143試合×3.1=443打席なので、そろそろ到達した選手が出そろい始めました。一方で、1試合に3打席回れば75打席、4打席回るとすれば100打席に立てるので、370打席以上ならこの調子でいけば到達見込み。340打席程度の選手までまだギリギリ可能性が残っています。
現時点で400打席以下のざっと挙げると、この通り。(全て8/27時点での成績)
まずパリーグ。
- 栗山巧(西武)377打席(残25試合、66打席)
- 牧原大成(ソフトバンク)358打席(残24試合、85打席)
- 角中勝也(ロッテ)348打席(残24試合、95打席)
- 大城滉二(オリックス)345打席(残26試合、98打席)
- 今宮健太(ソフトバンク)344打席(残24試合、99打席)
- 木村文紀(西武)341打席(残25試合、102打席)
栗山巧は順調にいけば規定打席到達。到達すれば3年ぶりの規定打席となる。既に通算1800本安打を記録し、2000本が見えてきた。適度に休養日を挟んでいるが、山川の打順降格の影響もありここのところ5番指名打者での出場が定着。頼りになる選手なだけに今後も起用は続くだろう。
牧原大成は残り打席数を考えると厳しい状況。遊撃には今宮が復帰。外野は福田・中村晃がおりここのところオーダーは猫の目状態だがベンチスタートが増えている。ファーストチョイスとして起用されることが重要か。到達すれば自身初の規定打席到達となる。
角中勝也はここのところクリーンナップでの起用が目立つので、このままいけば到達の可能性が出てくる。控え選手の層を考えてもスタメンから外れる可能性は低い。
怪我から復帰した今宮健太も2番での起用が多いため、スタメン起用が続けば到達できる可能性はある。
木村文紀は下位打線での起用がメインながら8月後半はほぼ全試合スタメン出場。打率は低いが6年ぶりの2桁本塁打を記録している。打席数的には厳しいが打撃好調の西武打線だけに打席数は他チームより多くなる可能性は高い。
大城滉二は腰痛で登録抹消のため到達は絶望的。3年連続規定打席まで100打席未満で到達を逃している。
次にセリーグ。
- バレンティン(ヤクルト)394打席(残23試合、49打席)
- 阿部寿樹(中日)385打席(残26試合、58打席)
- 會澤翼(広島)373打席(残22試合、70打席)
- 高橋周平(中日)364打席(残26試合、79打席)
- 田中広輔 (広島)355打席(残22試合、88打席)
- 平田良介(中日)351打席(残26試合、92打席)
阿部寿樹はプロ4年目で初の規定打席まであとわずか。昨年まで通算64試合125打席だったが今年はここまで103試合に出場。ブレークを果たした1年になった。
會澤翼は意外にも規定打席到達経験なし。下位打線かつ、投手起用に応じて石原、磯村との併用もあり厳しい状況。一方で打点は昨年を既に超える50打点。得点圏打率も3割を超え広島打線を支えている。
高橋周平は月間MVPにオールスター戦出場も一転、7月に怪我で戦列を離れる。しかし復帰後は主軸に復帰。このままいけば2年連続の規定打席到達か。今年は打率3割が懸かる。
田中広輔は打率2割を切る極度の不振で2軍降格。遊撃にはルーキー小園が起用されている。すぐに昇格しても残り打席を考えると今年の規定打席到達は難しいだろう。
平田良介も怪我で登録抹消中。こちらも規定打席到達は絶望的となった。
両リーグともに主力級選手ながら、怪我で戦列を離れていた時期があったり、起用法で控えに回る試合があったりという部分は共通な模様。優勝・CS戦線に加えて個人成績も見逃せませんが、規定打席到達も密かに気になっている今日この頃です。